荒汐部屋 目次

[目次を飛ばして記事へ]

その6.廣瀬の意気込み

序二段東46枚目――その大きな身体の半分はやさしさでできています。

廣瀬 「先場所はまさかまさかの2-5でしたからねぇ。三段目狙っていっただけに,負け越して心が折れてしまった場所でした。ここで大勝ちするのは難しいですが,なんとか5つ勝って東京で再び三段目を射程圏内にしたいところです。

廣瀬 散々痛い目にあってるので,場所前の体調管理には気を使ってるんですけど,今回は予想外の方向から攻められました。一宮に来るときは,三吉とハチもいるので,新幹線じゃなくてバスを借りてみんなで来るんですけど,その時,軽い乗り物酔いしちゃったんです。それくらい別にいいんですけど,それが着いてからしばらく治らなくて,気持ちがなんとなく悪いし,食欲もないし,まだ稽古前だったので無理して食べずに治そうということにしたんですけど,おかげでご覧のとおりすっかりゲッソリ痩せてしまいました。ようやく戻ってきましたけど。

廣瀬 ここからは暑い日が続くので,稽古は体力の勝負ってところもありますね。自分は暑さには強いほうですし,稽古中は親方がまめに水分補給するように言ってくれるので,夏の稽古は大丈夫な感じです。

廣瀬 暑さに強いって言っても,寝るときは裸に扇風機・強がデフォルトです。それでも暑い日は起きたら汗びっしょりですけど。これが私の健康法なので,よく寝られるんですけど,時々電話の音で目が覚めるんです。部屋の電話番は新弟子がするんで,今は飛驒野と港(剛士)がやってるんですけど,港は電話を耳元に置いて寝てるんですね。着信音は結構大きいのに,何回鳴っても起きないんですよ。まったく気づいてない。すごい深い寝方ですよね。

廣瀬 一宮に来ると特に行くところもないので,地域の方々に呼んでもらったりする行事が楽しみです。例年,連れて行ってもらってる犬山のバーベキューは特に楽しみにしてます。去年は雨だったので,リベンジしたいですねぇ。

廣瀬 リベンジといえば,まだ名古屋でだけ勝ち越せてないんですよ。今年こそ三度目の正直で勝ちこしたいです。」

その7(力山)へ >

このページの先頭へ