荒汐部屋　大相撲

大相撲，荒汐部屋の日常をお届けします。師匠は元前頭・蒼国来。 [English guide to watching our morning practice]

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【連載】九月場所への意気込み (2)

第2弾は，こんなところにゃいられない，と連日みっちり稽古を重ねた廣瀬と突光力。

廣瀬（序二段東42枚目）

すっかり恒例となりました，場所前の風邪ひきを今場所もさせてもらいました。川口さん（寛龍）に始まって，部屋のみんながバタバタと。自分も当然。でももう大丈夫です。

3-4，3-4と微妙な場所が続いていた間に，みんな上がって行っちゃってるんで，今場所もしっかり勝っていきたいですね。といっても，ここで6番勝って上がりたい，とかいうことじゃなくて，一番一番です。変に星を考えても，ロクな結果にならないですからね。

場所前の稽古場は，序二段・三段目が三番やって申し合いやって，って内容だったので，いろんな人と番数もできて充実してました。いい稽古で場所に行けると思います。

ちゃんこ場は，場所が始まってからが本番って感じですけど，あまり気負わないで，徐々に徐々に覚えていくっていく感じで，長い気持ちで取り組んでいきます。

体重ですか？協会の健康診断は風邪で欠席でしたし，部屋の体重計では測れない（150kgまで）ので，なぞ，ってことにしておきます。

突光力（序二段東18枚目）

珍しく生き残り組に入りまして，風邪にかからず，ここまできました。順調ですね。

もう，フザケンナって話ですよ。「あれ？こんなところ（序二段）で何してるの」だの「角界の老ケヤママサハル」とか，言いたい放題言われて。コノヤロウって話ですよ。本気の若々しさを炸裂させてやりますよ。おかげさまで体重も110kgを超えましたので，やってやりますよ。思えば，ここまで長い道のりでした。体重って一個超えるとバーンって増えるものなんですね。何となく「これは行くな」って感じがあるんですよ。数日前に。そうなるとあっという間ですね。体が丸くなってきました。

場所前の稽古は，かなり量ができたと思います。ノートを見たら一日60〜70番やってました。おかげで体もよく動きますよ。本場所でもこの動きで，力を出し切れれば，と思います。では皆様，いい千秋楽でお会いしましょう。