荒汐部屋　大相撲

平成26年　七月場所を振り返って (2)

• その1（大波，剛士，福轟力＋蒼国来のコメント）
• その2（荒篤山，荒行志，力山）
• その3（寛龍，廣瀬，常川，突光力，飛騨野）

荒篤山（三段目西22）4勝3敗 勝ち越し

またですよ，また・・・。5回目っすよ，5回目・・・。今場所も「この一番勝てば幕下昇進」のチャンスを逃してしまいました。プレッシャーかかると自分ヤバイんです。マジでホントにワケ分かんなくなっちゃんです。あ゛－もーホント，ダメっす！！！

自分，三段目昇進決めたのが三年前の名古屋場所だったんで，もう丸三年も三段目ですよ。関取の場合は「体重が増えると同時に番付も上がっていった」って言ってましたけど，自分の場合，この三年で体重は30キロ近く増えてるんです。なのに番付は三段目のままって・・・。ダメっすよね？！

自分，腰が高いんですよ。立ち合い，本当はこう右斜め上やって下から相手を突き上げていきたいんすけど，実際はこう↑やって上に伸び上がってる。大波の立ち合いとかは，ホント低いんですよね。稽古してると大波は自分より頭二つ分くらい低いっすからね。自分もあんな立ち合いが出来るように，見習いたいっすね。

これが「あと一番で幕下」とかなると，ホント悪い癖がすべて出ちゃうんです。立ち合いなんかこう↑↑↑ですよ。天井向かって伸びてどうすんだよ？！！っつうの。しかも，自分は押し相撲なのに，差しにいって，最後は小手投げで負けてる。何やってんだよ？！！！ホント，ワケわかんないっす。

自分，稽古場で隣の人が廻しの使い方とかいろいろと教わってると，それを横で聞きながら自分もやりたくなっちゃうんすよ。で，やってみると結構すぐに出来たりする。でも親方にはそれじゃダメだ，って言われています。「器用貧乏になるな」と。なんで，相撲の方は廻しを取りにいかないで，立ち合いの角度を意識して，とにかく押しに徹する！ってことでイメージはっきりしてるっす。あとはひたすらそういう相撲が取れるように稽古するだけです。

ただ，プレッシャーでワケ分かんなくなる問題は，どこをどうしたら良くなるのかイメージすら沸かないんです。ホント，これはどうしたらいいんすかねぇ・・・。

荒行志（三段目東59）3勝4敗

あっ，はい。勝ち越しイケルかと思いました。3勝1敗で，あと一つというところまでいきましたから・・・。

先場所6勝で番付がかなり上がりましたけど，怖さとかはあまりなかったです。体調も悪くなかったです。まぁ，ちょっと場所前に肘にばい菌が入って化膿したり，あと自転車で転んでその時は両手が血だらけになったんですけど，相撲を取るのにそんなのは問題にならないです。No Problem!

今場所は2番目の相撲で，立ち合いから一気に走って押し出せた相撲がありました。自分でもびっくりしました。入門以来，初めてあんなに早く押し出しで勝つことが出来ました。自分も前に出る力が少しはついてきたのかな，と。ちょっと自信になりました。

あっ，はい。今場所の成績なら来場所も三段目ですね。またガンバリます。もう序二段とはオサラバしたいんです。名古屋に来てからちょっと体重減っちゃったんですけど，原因は分かっています。東京に戻ったらお留守番の（ぬいぐるみ）ムーチも待っています。ですから，また体重増やす自信があります。緻密な科学的アプローチで。No Problem!

では，超緊張の中，付け人で巡業に行ってきます。こっちはSo many Problems?

力山（三段目西91）3勝4敗

3勝してから連敗で負け越し。やっぱり稽古はウソをつかないっすね。あ，オレ親方と同じこと言ってるっすね！ビャハハ...

その3（寛龍，廣瀬，常川，突光力，飛騨野）へつづく ＞

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