荒汐部屋 目次

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荒篤山(5勝2敗 勝ち越し:三段目西11)

おかげさんで・・・幕下をつかむことができました!!!最高っす。嬉しいっす!!!ようやくやっと壁をブチ破ることが出来ました!ホント,川崎さんの「あの一言」に感謝です。

今場所は,全部の相撲で前に出る相撲が取れました。ぜんぜん廻しに触ってません。押しまくり。こんなに自分の相撲が取れたのは初めてです。11日目なんかは,210キロの相手に真っ直ぐ一気に押し出すことが出来ました。ありえないっすよ。自分でもビックリですけど,この一番はホントに自信になりました。

今場所の意気込みでも言ったように,ロッテの川崎コーチに教えてもらった「大一番こそ楽しめ!」って,ホントあの一言は大きかったっす。吹っ切れました。今場所は3連勝でスタートして,ストレートの勝ち越しがかかった時にはいろんな人たちからメールが届きました。そんな人達に,「見ててね!」って返しました。みんな注目してくれ!ってね。土俵下では緊張もしてきたんですけど,そんな時にも川崎さんの言葉を思い出してラクになれました。4連勝して部屋に帰った時,2階のみんなは昼寝中だったんすけど,叩き起こしました。「勝ったよ~~~!!!」って(笑)。今場所は番付的な壁をブチ破ることが出来たし,自分の「心の壁」もブチ破れた気がします。これは,来場所もその後のことを考えても,本当に大きなことだったと思います。

場所前の12周年パーティーも大きかったです。自分,前々から一度聞いてみたかったんですよ。「親方・おかみさんは自分のことをどう見てるんだろう?」って。でも,そんなの自分から聞けるわけないじゃないですか!?それが,ああいう機会に皆さんの前で話してもらって,ホント良かったっす。なんていうか,これからもっともっと頑張ろうという気持ちになりました。

来場所は最高位,新幕下です! 不安? 全然ありません。楽しみです。嬉しいです。お客さんの注目が大きくなればなるほど楽しむ。これからもそれでいきます。

photo(ヌァッハッハッハッハッ!)

千秋楽での師匠のコメントより抜粋

ふぅ,長かった(笑顔)。

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寛龍(3勝4敗:三段目西85)

序二段と三段目ではやっぱり立ち合いのスピードが違いますね。立ち遅れで後手後手に回ってしまいました。自分の場合は,とにかく廻しを取りにいこうと考えているんですけど,なかなか自分十分にさせてもらえませんでした。

今場所は関取の付け人を経験して,自分の相撲より緊張しました。付け人経験の長い,リキ(力山)とか大波とかがテキパキ動いてるところを背後霊のようにくっついていって,自分にやれること探すという感じです。自分忘れっぽいところがあるんで,気をつけないと・・・モゴモゴ(←よく聞き取れず。)

場所中ちょっと痩せたんで,これから意識的に食べる量を増やしたいと思います。好きな食べ物?ハンバーグ。好きな飲み物?カルピス。お子ちゃまみたい?へへへ。

今場所も怪我なく場所を終えることが出来ました。あ~そ~ですねぇ,言われてみれば入門以来休場は一度もありませんねぇ。前に相手に土俵際で浴びせ倒しで負けた時に,とんでもない形で押し潰された時も大丈夫でした。でも,もしも今ここで押されたら確実に怪我するんで,押さないで下さいね。

photo(本当に疲れました。。。。)

噂話

寛龍の同級生から小耳にはさんだところによると,中学時代の寛龍は,相撲だ剣道だ何だで,その名を知らぬ者がいないほど,なにかと結構有名な存在だったそうな。へぇぇ

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飛騨野(2勝5敗:序二段西10)

今場所は3番も前に落ちる相撲で負けてしまったので,これからは引かれないように稽古頑張りたいと思います。

廣瀬: 「お前,『引かれないようにしたい』っておかしいだろ?引くのは相手の勝手。引かれても落ちないような稽古をするんだよ。」

荒篤山: 「お前,だから場所前にすり足しろ!って言っただろ? そしたらお前,『大丈夫で~す。落ちませ~ん。』って。ほ~らみろ,場所でも落ちまくっただろ? すり足だよ。すり足。」

突光力: 「お前,気持ち良く落ちすぎ。稽古場でも,すぽ~ん!って前に落ちるだろ? あれナンなの? あまりに気持ち良いんで,こっちもまたやりたくなる。頼むからやめてくれ。こっちが引くクセついちゃうから。」

ちょ,ちょ,ちょっと,待って下さいよ。なんなんですか,このインタビューは?!なぜ自分のインタビューだけ場外炎上,罵声の嵐なんですか?!

(ということで,翌日電話インタビューで仕切り直し。)

筆者: 「飛騨野さんは愛されてますねぇ。」

はい,人気者は困っちゃいますねぇ・・・あ,いえ,こんなこと皆に聞かれたら,また何言われるか分からない・・・。ま~でも荒汐部屋ではイジられなくなったら終わりだと言われていますんで。はい。OKです。

え~今場所につきましては,三月(1勝6敗)の悪夢の再来でした。勝ちたい!でも勝てない・・・の連続で。叩かれたらついていけない・・・。周りからすり足をしろと言われていたので,支度部屋では入念にすり足をしてから土俵に上がったんですけど・・・。それではダメなんですね。普段の稽古でやらないと。

アゴが上がる悪いクセも相変わらずです。上を見てるか,下を見て落ちるか,お前は真ん中がないと言われます。本当に稽古でやらなきゃいけないことがありすぎです。

来場所は威勢の良い俳句で場所を締められるよう,すり足,四股,ぶつかり・・・キツイですけど,頑張っていきたいと思います。

photo(三段目の壁をひしひしと感じさせられた場所に。写真:早川様)

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力士以外の荒汐部屋メンバー

【左】床光(五等床山)「今,ウーロン茶が足りなくなったので買いに行ったんですが,靴を出してなかったので,スーツにサンダルで買ってきました。」(兄弟子ら:えっ?!)

【中】式守一輝(幕下行司)「今場所も多数のご来場をいただきありがとうございました。10日から福岡までは秋巡業[ご案内]に行ってきます。飲みすぎ食べ過ぎには注意して。」

【右】元・荒獅子(マネージャー)「にんにく味噌が好評いただいているようで,作り甲斐があるってもんです。今日も注文いただきましたので,いまからひたすら炒っていきます。」

(以上,荒汐部屋による)

photo(写真:早川様)

その3(力山,廣瀬,常川,突光力)へつづく >

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