荒汐部屋 目次

[目次を飛ばして記事へ]

お待たせしました!
荒汐部屋の新弟子二人がついにデビュー

photo:例年,三月場所は「就職場所」とも呼ばれるように,三月場所前の新弟子検査はその春卒業(予定)の新弟子たちがたくさん受験するのが恒例です。

しかし今年は,新型コロナウイルス対策のため延期。場所後の4月4日に実施され,身体測定・内臓検査の結果を踏まえ,16日に合格者が発表されました。

荒汐部屋からも二人が合格。前相撲がとれると意気込んでいた三月場所なのに,見守るだけの歯がゆい思いで過ごして,ついに初土俵です。その二人をここでご紹介。


丸山改め,大凜山(だいりんざん):愛知県北名古屋市出身

photo:名古屋場所でのかつての一宮宿舎での縁あって,いかにも屈強なラガーマンが,高校卒業を機に相撲に転身しての入門です。

photo:いきなり四股名をひっさげての初土俵ですが,これは第3代横綱(とされている力士)の四股名が「丸山」なため,新人が名乗るのは恐れ多いとの理由。

180cm,135kg,平成15年9月17日の18歳。兄弟子らに印象を聞くと,みな声をそろえて「めっちゃくちゃ食う!」そうです。


丹治(たんじ):福島県福島市出身

photo:そして入門前から報道等で話題の丹治(たんじ)。

photo:四股名からわかるとおり,元・丹治こと大賀(たいが)の弟です。同じく福島県福島市出身。平成18年6月5日生まれの15歳ですが,183cm,114kgと中学卒業したてとは思えない体つき。

体つきだけでなく相撲も学法福島の高校生と練習するなどして,福島県大会優勝,東北大会優勝,全国大会ベスト16の実績。


photo:将来が楽しみな逸材二名を新たに迎え入れ,師匠も,重責を感じるとともに日々腕の見せ所だと張り切っています。「私が入門したときは,この部屋も兄弟子一人だけで,稽古ひとつするのも大変だったんですよ。二人が入って,ますます稽古場が充実するから,みんなで切磋琢磨していい力士に育ってくれると思います。」

どうぞ今後とも,大凛山・丹治の活躍を,じっくりお見守りくださいませ。

このページの先頭へ