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2009-09-30更新

平成21年九月場所を終えて

蒼国来

西幕下筆頭で4勝3敗と勝ち越した蒼国来。十両への期待が高まりましたが,今回はめぐり合わせが悪く,残念ながら昇進とはなりませんでした。

連敗スタート連勝ゴールと,応援いただいております皆様には,タイヘンなご心配をおかけした場所となりました。実際のところ3連敗したときは部屋中ドンヨリしてしまいましたが,今日の一枚でご報告のとおり,景気付けが功を奏しその後4連勝。というわけでは実はなく,初日直前,蒼国来は2日間インフルエンザで入院しており,前半戦はさっぱり力が入らなかったというのが真相。しかし荒汐に言わせれば

「気持ちが萎縮してしまっていると,体調も壊しがちになるものです。前半戦だって,インフルエンザの後遺症で関節が痛かったんだろうけれど,だったらヤケクソで,グッと息を止めて,ガッと思いっきり勢いだけでいって息を止めた数秒で終わらせてやる,そんな相撲を取ればいいんです。それが,こんなはずじゃない,みたいに自分ばっかり見てる。それじゃお前具合悪いだろ,ってことですよ。」

とのこと。しかし蒼国来に聞けば

蒼国来「緊張?一番たりともしてないよ。全然。ただ,前半戦は本当に力がでなくてキツかったです。たしかに親方に一杯注いでもらって吹っ切れたところはあるかな。」

そんなこんなで,十両二人も引きずり下ろしてなんとか勝ち越し,ほっと一同胸をなでおろしたのでした。一番ほっとしたのが荒汐のようで,

「まぁ,ちょっと最後の一番は見られませんでした。。。怖くて。」

それで,当然幕下筆頭での勝ち越しとあって昇進を期待する声が大きかったのですが,本人はケロリ。千秋楽直後にすでに

「だめ。こんな場所(体調ボロボロ)で上がっても喜びきれないよ。だって関取衆に聞いても,みんな十両に上がったときが一番嬉しかった,って。私もやっぱり一番嬉しく上がりたいですから。」

と。上がり方にも美学があるようです。

荒汐も「この地位にこれだけとどまれるってことは,間違いなくそれだけの強さを持っているということ。精神的にまだ脆い部分もあるが,気を引き締めて挑めば,先はすぐ開けていると言っていいでしょう。」

と,この幕下筆頭での勝ち越しは,本人も師匠も,やけに自信を得た様子。来場所を鋭く見据え,早くも気分が高まってきている荒汐部屋です。

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