荒汐部屋 arashio.net
荒汐部屋

2009-11-29更新

平成21年 十一月場所(福岡)

  • 2009年11月15日(日)~29日(日)
  • 番付発表: 2009年11月2日(月)
  • 福岡国際センター[交通アクセス
  • チケット情報: 日本相撲協会のほか,荒汐部屋でも販売しております(詳しくは,荒汐部屋までお問い合わせ下さい)。

十一月場所での話題

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2009-11-29更新

荒汐部屋勢 星取表

最新情報は。。。

合計 : 38勝39敗(勝率:4割9分)勝ち越し5名

蒼国来 (幕下 東筆頭)

5勝2敗勝ち越し

1宮本掬い投げ
3徳真鵬上手投げ
5寶智山吊り出し
7琴禮寄り切り
9上林突き落とし
11黒澤引き落とし
15清瀬海押し出し
15日目

蒼国来の幕下での最後の取り組みは,十両清瀬海関との一番。市原時代に,蒼国来と同じく,西幕下筆頭で勝ち越して昇進できず,そして同じように翌場所東筆頭で見事に昇進を決めた。そのときは「よく腐らずに決めたねぇ」などと話し合っていたのですが,いざ自分がそうなると,腐るも何も,ただただ発奮して,かつ平常心をもって昇進に挑むのみでした。ここまで上がってくる勝負師の精神力たるや,手前味噌ながら恐れ入ります。さて,この一番,相手は7勝7敗,この勝負に賭けてくる。一方蒼国来,晴れ晴れしく「力士養成員」卒業式を飾りましょう。

11日目

蒼国来が迎え撃つのは,入門以来着実に番付を上げてきた黒澤。勢いに乗る相手だが,幕下上位,いや幕下のさらに上の世界の相撲がどんなかを教えなきゃ。蒼国来が散々教えられてきたように。

9日目

周囲が喜びばかりに包まれるなか,まだ折り返し地点,気は引き締まるばかりの蒼国来。四連勝どうしの取り組みの相手は元十両,調子を戻して幕下上位に戻ってきたベテラン。重い突き押しでやって来ようが,ガッと取ってバッと崩してダッと出る,一皮向けた堂々たる蒼国来の相撲で,先場所以上のスゴイ勝ち方となるでしょう。

7日目

4場所連続,恒例の琴禮戦。今場所ご当地の琴禮は,先場所は蒼国来への1勝あって,きっちり1場所で十両復帰。一方の蒼国来はその相撲「まるで紙相撲」と荒汐に評されるまでにまったく力が出せなかった。じゃあ力がでたらどんな相撲を取るんだ?その答えをこの一番でお見せしましょう。対十両戦が始まる今日が今場所初日だとのフレッシュな気持ちで。

5日目

1年ぶりの対決。過去は1勝1敗。十両優勝も遂げ前頭まで昇った寶智山,調子を戻して幕下10枚目辺りまで落ちていたが,体調を戻して4枚目まで戻ってきた。一方,五場所連続勝ち越し,先場所から6連勝中の蒼国来。昇り調子とはまさにこのこと。右に組ませず,怒涛の引き付けで力強い蒼国来の相撲が存分に展開されます。

3日目

徳真鵬は先場所,十両から蒼国来に引きずりおろされた格好。並々ならぬ思いでその200kg超の巨体をぶつけてくるでしょうが,もはや大型力士ももろともしない蒼国来の相撲をご覧下さい。

初日

先場所に続いての対戦。その先場所は,蒼国来は西筆頭で4勝,宮本は西二枚目で5勝,いずれも昇進を見送られ,意地をかけて望む今場所。先場所の蒼国来と思って対戦したらエライ目にあうことでしょう。

荒獅子 (序二段 東10)

3勝4敗

1紀の川引き落とし
4恵那司押し出し
6土佐光押し出し
8大乗叩き込み
9河高寄り切り
12大翔虎引き落とし
15華吹押し出し
15日目

これは来年につなげるために意地でも勝ちたい一番。相手は角界3位の超大ベテラン39歳,荒獅子との年齢差18歳。荒獅子のフレッシュな若々しい勢いある押し相撲で勝つ。

12日目

今場所途中から出場の大翔虎が相手。入門から4場所で三段目に駆け上がったが,三段目の壁に苦労している様子。一方,荒獅子も怪我から復帰後,8場所で三段目に一気に上がった。ともに突き押しを得意とする二人。勝ち越しへの切符はどちらの手に?

9日目

共に怪我で前相撲まで落ちた経験のある力士同士の一番。昨日は,意気込み過ぎましたので,今日は冷静沈着にドンドンドンと押し切ります。

8日目

入門以来,日の光とともに蒼国来と毎日毎日苦楽を共にしてきた荒獅子。万感迫る一日を明け,自分も続けとばかり土俵に向かう。相手は昨年7連勝で自身が序二段優勝を果たした初日の相手。今や共に三段目復帰を狙う地位。好敵手との一番です。

6日目

過去荒獅子の1勝。1年先輩としての貫禄を見せる。

4日目

元幕下のベテランとの一番は,新旧甚句対決。甚句では年の功でかなわないかもしれないが,相撲ならこっちのものだ。

初日

初顔合わせ。1年かけて三段目復帰の力作りに取り組んだ荒獅子対,七年ぶりの三段目復帰を目指す紀の川。押す荒獅子に,引く紀の川の形か。

寛龍 (序二段 東74)

2勝5敗

1大日富士勇み足
3田元寄り切り
6栃天翔押し出し
8潮来押し出し
10琴大村吊り出し
11阿部島寄り切り
13北薩摩外掛け
13日目

190cmを超える堂々たる体格の北薩摩。臆せず気分良く年越しを迎えよう。そして正月はゲーム三昧だ(?)

11日目

完膚なきまでにやっつけてしまう寛龍らしさが出てきた。この調子で。

10日目

場所直前の稽古不足がたたったか,厳しい星に。相手ははじめてのご当地場所でやる気マンマン。そこを何気なく勝ってしまえ。

8日目

ちょっと苦手な超ベテランと。裏の裏を行くのが寛龍なら,相手は裏の裏の裏でくる,ということは裏の裏の裏の裏で行ってみよう。寛龍のイヤラシサの真骨頂で年季を超えろ。

6日目

寛龍が6歳の時に入門していたベテランと。寛龍の納得のいく勝ち星が欲しいところ。

3日目

白星への執念が白星を拾わせた。次も執念を見せてくれ。

初日

初顔合わせ。風邪も治って元気百倍。

鴜洲 (序二段 東85)

2勝5敗

2土佐掬い投げ
3浴せ倒し
5闘士叩き込み
7寺尾海下手投げ
9石原腰砕け
12大五十嵐寄り倒し
14嶋瀬川引き落とし
14日目

こうなったらもうヤケクソだ。やりたいだけやって来よう。相手は6つも年上の超ベテラン,何をしたって受け止めてくれるわ。

12日目

3度目の対決。1対1。大きな相手に力を出させない,重心の低い相撲を。もう恐れるものはなにもない。

9日目

こんなに早く3敗の恐怖を味会うとは。勝ち負けではなく,今,自分の取るべき相撲に集中したい。

7日目

同学年の吉田対決。落ち着くところは落ち着いた相撲を見せてね。

5日目

足技を繰り出す闘士が相手。鴜洲が課題とする,広く構えた足の運びが試される絶好の相手だ。

3日目

前相撲以来3回目の対戦。いずれも鴜洲の勝利でゲンが良い。景気付けに豪快な寄りを見せましょう。

2日目

力山 (序二段 西94)

3勝4敗

1木谷寄り倒し
3福春日叩き込み
5大広星押し出し
7隆秋田押し出し
9玉西陵叩き込み
11北洋山上手投げ
13若三浦叩き込み
13日目

めっぽう「勝負に強い」のが力山。ここぞという時にここぞという相撲で勝つ。

11日目

先場所に続いて。若い二人が切磋琢磨する。

9日目

やはり激しくなってきました力山。五十嵐がやられた玉東陵は玉西陵の双子の兄弟。力山が兄弟子の敵討ちを,その実の弟に果たす構図?

7日目

コノ野郎!悔しさが溜まりに溜まってキケンな状態の力山。激しい相撲が予想されます。

5日目

悔しい悔しい一番の後は,スカっとした相撲で気分なおしだ。

3日目

10年目の福春日が相手。地元の声援を受けるベテランに,力山が気迫でバッシバッシ突っ張ります。

初日

初顔合わせ。相手はまだ髷を結ったばかりの新人。健康な力山のオソロシサを見せてやる。

五十嵐 (序二段 西102)

2勝5敗

1追風藤掬い投げ
3若三浦上手投げ
5猫又小手投げ
7玉東陵押し出し
9若鹿錦押し出し
12須磨ノ海押し倒し
14肥後光叩き込み
13日目

過去1勝1敗。ともかく,気持ちよく締めよう。

12日目

背は変わらないが体重で20kg重い相手。押しをかいくぐって,五十嵐らしい上手い相撲で五分に戻す。

9日目

小さなころから相撲に親しんで相撲勘のある若鹿錦と,特に経験は無くても入門時から抜群の相撲勘のある五十嵐の対戦。

7日目

五十嵐は,ぐっと力をいれて踏ん張れない調子の今場所だが,それでも培った上手さで白星先行。特に玉東陵のような入門1年の新人には,その上手い技が炸裂する。

5日目

三場所続けての取り組み。1勝1敗。伊勢の海部屋が脈々と継承する「猫又虎右衛門」の名を,俺は俺,五十嵐は五十嵐,の五十嵐が迎え撃つ。

3日目

奄美大島出身の若三浦。満天の星,紺碧の海,そんな暖かい故郷に近い福岡場所でのすが,五十嵐の厳しい相撲で,一瞬にして凍りつくかもしれません。

初日

10年選手との初顔合わせ。上手さで乗り切る。

日の光 (序二段 西117)

4勝3敗勝ち越し

2琴渡部押し倒し
4玉新山下手投げ
5琴吹雪寄り倒し
7福瀬川押し出し
10魁ノ隆引っ掛け
12中山叩き込み
14舛奄美上手投げ
14日目

何と日の光,これまで3勝3敗から勝ち越したことがない。ここで殻を破って次のステップを踏み出そう。

12日目

連勝で気分良く勝ち越しに挑む日の光。4年のキャリアの長を生かして,さっぱり決めたい。

10日目

日の光,荒獅子,蒼国来の三人で今の荒汐部屋の雰囲気を作ったといっても過言ではありません。蒼国来が一つ大きな山を越えた今,日の光にも色々な思い出が浮かんできていることでしょう。この四国対決を制して,白星でともにお祝いしましょう。

7日目

7度目の対決。日の光が寄り切りで3連勝中。走れ走れ,一気の寄りで気持ちよく五分に戻そう。

5日目

過去いずれも叩きこまれて2敗。10歳上のあんこ力士を,今度ばかりはこちらが柔軟に捌いてくれましょう。

4日目

4年ぶりの対戦。相手は300戦,こっちは200戦,ともに一皮向けてもうワンランク上を狙いたい時分。

2日目

琴欧州関自らスカウトしたと評判の琴渡部が相手。

大小林 (序ノ口 東15)

4勝3敗勝ち越し

2白海竜寄り倒し
3岩淵下手投げ
6琴岡崎上手投げ
8佐久間寄り切り
10川畑寄り倒し
11浜田山寄り切り
13舛耕磨-
13日目

デビュー以来連続で勝ち越しを賭ける最後の一番に。2度目なのでもう気負うこともなく,と行きたいところ。

11日目

なぜか荒汐部屋とよく当たる浜田山。9回目の対決。大小林は一発で決めたい。

10日目

続けて,何事も無かったかのように勝つ。

8日目

一見無口対決。体格で勝る大小林。慌てず騒がず。

6日目

22歳の大小林から見れば,琴岡崎は16歳の野球少年。でも番付に年齢は関係ない。力を出し切った者が勝つ。

3日目

もういっちょ人生経験の差が違う。(こっちが5つ上)

2日目

人生経験の差が違う。

荒篤山 (序ノ口 西28)

4勝3敗 勝ち越し

1藤の海寄り倒し
4川崎叩き込み
6大貫押し出し
8藤の花寄り倒し
9大翔藍叩き込み
11山本叩き込み
15霧嵐押し出し
15日目

いくらでも勝つのはうれしいこと。

11日目

勢いが出てきてしまった荒篤山。この調子でもういっちょ。

9日目

本場所の楽しさを満喫中。今日も思いっきり行ってこよう。

8日目

初日に続いて斎藤ブラザーズと。デカイ相手だが,臆することなくぶつかってきます。

6日目

自信を持って挑む一番。というのも,前相撲で2勝した相手。しかしその相手は,3度の新弟子検査で合格を勝ち取った執念と根性の人。それでもなお荒篤山の気合が勝ろう。

4日目

初白星を目指して,若干15歳の荒篤山が23歳の同期と対決。

初日

初顔合わせ。前相撲で負けた相手。とかは関係なく,念願の本場所序ノ口での始めての取り組みを堪能してきます。

廣瀬 (序ノ口 東29)

3勝4敗

2魁貴松押し出し
3藤の海寄り切り
6加藤押し出し
7山本上手投げ
10川崎上手出し投げ
12霧嵐寄り切り
13舛ノ信押し出し
13日目

舛ノ信はデビュー4場所目にして初の勝ち越しをかけた一番。一方廣瀬は最初の場所でいきなりこの大一番。緊張感の中で,自分の相撲をどちらがとるか。廣瀬は白黒順に来ているので次は白だな。

12日目

霧嵐は怪我で番付を落としているが序二段上位で勝ち越せる力士。普段いっしょに稽古をよくする陸奥部屋の兄弟子に,思いっきりぶつかってこよう。

10日目

もう一度言ってみる,押さば勝ち。

7日目

押さば勝ち。

6日目

あんこ対決。二日目に知ったあの勝ち星のうれしい味をまた二たび味わいましょう。

3日目

双子の「イケメン兄弟」と話題になった藤の海と。前相撲で負けた借りを返すぞ。

2日目

前相撲で序ノ口初めての取り組みの相手は80kg弱。宣言どおり,一発で持っていく気持ちの良いデビューとまいりましょう。

福轟力 (序ノ口 西29)

6勝1敗勝ち越し

1大貫寄り切り
5山本突き出し
6大翔藍掬い投げ
7藤の海叩き込み
9寺下下手出し投げ
11白海竜極め出し
13藤の花寄り切り
13日目

おなじみ斎藤ブラザーズ。新人に相撲というものを教えてあげましょう。

11日目

(当然全勝優勝を狙っていたので)少々落ち込んでおりますが,まあチャンスは2ヶ月に1度来るんだから,今日は若手に胸を出してください。

9日目

靭帯断裂で幕下から前相撲まで落ちた寺下との元幕下同士の取り組み。実績を考えると,この一番を制した者が序ノ口優勝へ大きく近づく決戦。お互い復帰直後なんだから,無理の無いように祈ります。

7日目

全勝での勝ち越しを賭けた一番は,廣瀬が餌食になった藤の海が相手。パワーが自慢の藤の海だが,そうは言っても入門数ヶ月の新人。福轟力は四股名も相撲も変えて気分は新人とはいえ,ちょっとキャリアが違いすぎる。

6日目

ともに長い休場から復帰して先場所前相撲を取った者どうし。元気な相撲をとってください。

5日目

2番目を待ちに待っておりました。相手は誰であろうと,福轟力の相撲を存分に魅せるのみだ!

初日

初顔合わせ。いよいよ赤井改め福轟力が,相撲も完全に作り直して再始動。幕下経験力士がどれほど強いか見せつけてくれます。

2009-11-07更新

荒汐部屋勢 新番付

初日を11月15日(日)に迎える平成21年十一月場所の新番付が発表されました。最高位更新は6名。

四股名新番付先場所
蒼国来幕下 東筆頭
(最高位)
4勝3敗
(幕下西筆頭)
荒獅子序二段 東10枚目5勝2敗
(序二段西48)
寛龍序二段 東74枚目
(最高位)
4勝3敗
(序二段西110)
鴜洲序二段 東85枚目
(最高位)
4勝3敗
(序二段西123)
力山序二段 西94枚目2勝3敗2休
(序二段東65)
五十嵐序二段 西102枚目3勝4敗
(序二段東83)
日の光序二段 西117枚目3勝4敗
(序二段東116)
大小林序ノ口 東15枚目
(最高位)
3勝4敗
(序ノ口西33)
荒篤山(寺井改メ)序ノ口 西28枚目
(最高位)
(前相撲)
廣瀬序ノ口 東29枚目
(最高位)
(前相撲)
福轟力(赤井改メ)序ノ口 西29枚目(前相撲)
大波前相撲
(予定)
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式守一輝三段目行司三段目行司
2009-11-07更新

荒汐部屋福岡場所宿舎ご案内

住所

〒811-2201
福岡県糟屋郡志免町桜丘1-13-5 [Google Map
松尾様方 荒汐部屋

お越しの際は

稽古場稽古はほぼ毎日出稽古となっております。

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