2009-12-23更新
蒼国来（そうこくらい）
荒汐部屋の部屋頭，蒼国来は，平成15年（2003年）6月28日，中国の内モンゴルからやって来ました。
怪我を乗り越え，初土俵から4年がかりでついに幕下上位に定着。そうして平成21年十一月場所，ついに関取の座を勝ち取り，その後も4場所連続勝ち越し，平成22年九月場所，堂々と新入幕を果たしました。さらにどこまで行くか，どうぞ皆様じっくりご注目ください。
プロフィール
- 本名
- Энхтvвшин（エンクートフシン・恩和图布新）
- 身長・体重
- 186.0cm・134kg
- 出身
- 1984年（昭和59年）1月9日，中国・内モンゴル自治区赤峰市バイリン右旗出身
- 入門前の経歴
- レスリング76kg級中国ランキング8位
- 2002年内モンゴル自治区第十届レスリング試合84kg級優勝
- 初土俵
- 平成15年（2003年）9月場所
- 四股名
- 苍國来 栄吉（平成15年9月場所～平成18年11月場所）
- 蒼国来 栄吉（平成19年1月場所～）
- ニックネーム
- 関取・エンさん・エンクぅ
- リンク
- 荒汐部屋星取表 蒼国来：前川様ご提供の全取り組みデータ
- goo大相撲名鑑 蒼国来
話題
- 2003年（平成15年）
4月，荒汐と出会う。
6月，荒汐部屋に入門。
11月場所，初めて番付に名前の載ったデビューの場所で，全勝優勝- 2004年（平成16年）
1月，右上腕を骨折し，初場所を休場。- 3月，休場明けのこの場所を全勝。優勝決定戦で乾王に敗退。
8月，髷を結う。- 猛稽古の一年。午後はもう話すことさえできないほど，全力全霊で稽古に打ち込む。甲斐あって一気に幕下昇進。
- 10月には，モンゴル相撲（ウジュムチン・ブフ）大会で惜しくも準優勝
- 年末，内モンゴルに帰郷
- 2004年，そのほかの関連記事
- 苍國来 ― 内モンゴルから志願の挑戦・部屋は小さくても大きな夢（宮崎里司氏「連載：異境から来た21世紀の力びと」『月刊 大相撲』（読売新聞社）2004年2月号）
- 「小さな部屋 でっかい夢へ“電車道”」『新潟日報』
- 「朝青龍の新鮮ライバル」『AERA』
- 浜二納涼盆おどり大会
- 蓼科に避暑旅行
- 2005年（平成17年）
04年に骨折した箇所が悪化。満足に稽古できず三段目をさまよう。- モンゴル相撲大会では優勝し意地を見せる
- 2006年（平成18年）
4月に腕を手術。- 傷が完治し，幕下で揉まれるなかで地力を養う。
- 2007年（平成19年）
苍國来から蒼国来に改名。- 5月場所，三段目筆頭で全勝優勝。幕下上位に昇進。
- 6月，新潟産業大でのモンゴル相撲大会で優勝。
- 8月，三年ぶりに内モンゴル帰郷。
- 年末には『蒼国来チャリティーコンサート』を開催していただくなど，皆様からの期待も高まる。
- 2008年（平成20年）
幕下上位に定着し，いよいよ挑戦のときを迎える。しかし，幕下上位の壁にぶち当たり，それでも28枚目で決定戦まで進むが，4枚目で迎えた九州で2勝止まりと苦しむ。- 2009年（平成21年）
7年目を迎えるにあたり，はじめて「十両」の文字を公言するようになった一方，普段の口数が減ってくる。課題だった立会いをかなり良く考えて研究し，鋭さが出てきた。稽古場でも関取衆の胸を借りに借り，十分対抗できるだけになってきた。- そして，幕下東筆頭で挑んだ十一月場所で5勝し，十両昇進を決める［特集ページ］
- 2010年（平成22年）
- いよいよ関取としての歩みをスタートし，四場所連続勝ち越しを果たし，九月場所に新入幕。
- 近況コーナーで，さらに詳しく日常をご覧ください。
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