荒汐部屋 目次

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剛士(三段目西26:5勝2敗)

全然納得はしてないですね。親方にも言われた通り,なにせこの番付ですから。5番勝って良かったんじゃなくて,2番負けたことに反省です。

今場所良かったのは当たって一気に押し出すことが出来た10日目の取組くらいです。本当は全部こういう相撲を取りたかったんですけど。残ったことといえば課題ばかり。最初に負けた相撲は集中しきれていなかった気持ちの問題。二番目に負けたのは,自分の苦手な小さい相手に潜られて,対応しきれなかった問題。

小さい相手には更に低く攻めないといけないので,その為にも今年は下半身強化に取り組みたいと思います。以前は膝の事もあったので,それを理由に逃げてた自分もいたと思います。でも痛みもなくなって,サボる理由もありません。

元の地位に戻ることが目標ではありますけど,ただ戻るのではなく,一回り強くなって戻りたいと思います。

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廣瀬(序二段東13:4勝3敗)

お陰様で来場所は三段目に戻れそうです。でも欲を言えばもうちょっと勝っておきたかったところです。

今場所は勝ち負けが交互に来て,最後は3勝3敗で迎えました。かつて「3‐3の廣瀬」と言われた自分の復活です。で,過去のデータによると,自分3‐3で迎えた時はほとんど勝ち越しているんです。今場所で「3‐3場所」は6場所連続勝ち越しです。

今場所も自分のルーティンである,缶コーヒーを飲んで場所に臨んでたんですが,中日に雪が降ってから缶コーヒーどころではなくなったんで,その日から支度部屋で風呂に入ってから取組に臨むように変えてみました。体温めてから相撲取った方がいいですからね。そしたらたまたまその日勝てたんで,今場所中日からは風呂に入ってから取組に臨むというルーティンに切り替えました。

来場所から「三段目付け出し」がデビューしますね。ちょうど自分は当たりそうな番付にいくと思うんで,その時はゼッタイ負けたくないっすね。

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常川(序二段西26:3勝2敗2休)

休まずに勤めたかったです。本場所の土俵も付け人も。

稽古でも押せるようになってきた,という気がしますし,本場所の相撲でも押せてる感じがしました。でも中日にダルいな,と思って体温測ったら40度。インフルエンザって診断されて,あえなく休場。今場所は関取衆も含めインフルエンザにかかった人が多かったみたいですけど,あ~自分にも来ちゃったんだな,って。関取の付け人も急遽,港さん(剛士)に代わってもらうことになりました。

今年は体調管理をしっかり意識しながら,三段目定着を目標にやっていきます。

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突光力(序二段東26:5勝2敗)

元気だったすね。最後勝って5番,これで「勝ち越した」という気持ちでした。5番は最低ラインと考えていたんで。

でも2年前とかはこの番付でも勝ち越せなかったから,嬉しいっすね。今場所はちょっとは笑えるかな,と。千秋楽パーティーでいろんな人から「この地位なら勝って当たり前だろ」的なことを言われ,叱咤激励をもらった時は嬉しかったっすね。ここで5番勝って喜んでるんじゃなくて,もっと頑張ろうって気持ちになります。

今場所は番付的に,自分と常川の取組が近かったんすよ。土俵下でツネの相撲やってると,気になってドキドキ。自分のことに集中出来なくなるんで,見ないようにしてます。ツネが勝てば俺も勝ってやる,と気合いが入るし,ツネが負ければ俺が勝ってやる,と気合いが入る。不思議とツネには声援が多い。自分が土俵に上がった時には,声援が少ないような気がする。ナゼ?

今場所も張り手の応戦がありました。こっちが一瞬キレて一発張ったら,お返しに八発も食らいました(苦笑)。それで目が覚めたってわけじゃないですけど,がむしゃらに出て「押し出し」で勝ち。自分に押し出しという決まり手は珍しくて,2年振り。

今場所で二十代最後の場所となりましたけど,二十代を象徴するような相撲が取れました。来場所も若々しくいきます。

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