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2007-01-21更新

新弟子検査のすべて

力士になるにあたってのただひとつの関門。それが日本相撲協会の定める「力士検査」(新弟子採用検査)。

このコーナーでは,日本相撲協会の定める「力士検査」および「力士入門規定」について,詳しくご説明いたします。

新弟子検査の年齢制限

義務教育を修了した23歳未満(新弟子検査日)の男子」と決められています。(『日本相撲協会寄附行為施行細則』第55条)

小中学生の皆さんは,入門は卒業してから,ということになります(ただし,研修生として夏休みや冬休みに体験入門はできます)。23歳以上の方は,残念ですが入門できません(幕下付出しを除く)。

体格

身長167cm,体重67kgが「力士検査」の最低合格ラインです。ただし,体格によって受けることのできる「力士検査」が違ってきます。

  • 第一検査 : 身長173cm,体重75kg以上の者を対象とする
  • 第二検査 : 上記の基準に満たないもので,身長167cm,体重67kg以上の者を対象とする

第一検査

身長173cm,体重75kg以上の志願者は,この体格検査のみです。

第一検査は本場所初日の数日前に行われます。第一検査で体格基準をパスすると,その日のうちに健康診断,心電図,エコー検査を行い,晴れて力士として認められます。

第二検査

身長173cm,体重75kgに満たない志願者のうち,身長167cm,体重67kg以上であれば,第二検査(スポーツ・運動能力のテスト)を受けることができます。

第二検査は,年三回(一月場所後・五月場所後・九月場所後)国技館で行われます。

検査項目

  1. 背筋力 (最大筋力検査)
  2. ハンドボール投げ (最大筋力検査)
  3. 握力 (最大筋力検査)
  4. 上体起こし (筋持久力検査)
  5. 垂直とび (瞬発力検査)
  6. 反復横とび (俊敏性検査)
  7. 50m走 (走力検査)
  8. シャトルラン (心肺系持久力検査:20mの往復走の連続)

合格基準

合格基準は,文部科学省得点基準と同等の得点表に照らし,現役力士の下位30%と同等以上の成績(23点)で合格となります(18歳以上の志願者は,同下位50%と同等以上の成績(28点)で合格)。

参考までに各検査項目の下位30%,50%のデータを掲載します。

 下位50%下位30%参考(18歳男子平均)
背筋力149kg137.9kgデータなし
ハンドボール投げ23.6m20m26.2m
握力42kg39.4kg43.6kg
上体起こし25回23回28.3回
垂直とび44.5cm41.5cmデータなし
反復横とび37回37回52.88回
50m走8.8秒9.0秒7.49秒
シャトルラン37回37回79.1回

※平成12年9月実施,16歳から24歳まで32名の力士を対象とした体力テスト(協力,慶應義塾大学スポーツ医学研究センター)の結果に基づく(平成13年1月17日付「新弟子採用時の体力評価基準に関する医務委員会の答申」より)。18歳平均のみ,文部科学省による平成14年度体力・運動能力調査結果に基づく。

18歳男子平均と比較するとわかるように,高い運動能力を求めるものでは,一切ありません。

合格すると,健康診断を受け,晴れて力士として認められます。

新弟子検査に必要な書類

力士検査を受けるには,以下の書類を,入門した部屋の師匠である親方から,相撲協会に提出します。これらは入門後にご説明いたしますので,入門前には心配ございません。

  • 親権者の承諾書
  • 戸籍謄本または妙本
  • 健康診断書
  • 住民票
  • 中学卒業(見込)証明書
  • スポーツ履歴
  • 力士検査届

以上の検査が終われば,いよいよ前相撲から土俵人生が始まります。

何かご不明な点がございましたら,右記お問合せ先までお尋ね下さいませ。

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